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近くの羽利神社を見てまわることに

外出
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珍しく暖かかった、

二月某日の昼下がりのことでした。

 

娘とのいつもの散歩コースに、

大きな木がある神社があります。

 

その日は傾きかけの日を浴びて、

いつにない美しさを見せてくれました。

 

境内にお邪魔してみるといままで気付かなかった

魅力を発見できたので是非ご紹介したいと思います。

 

神社の名前は羽利神社。

 

10月には大祭があり大晦日には

大祓えで大きなたき火をしています。

 

年にその2度しか境内に入ることはありませんでした。

 

どこにでもある小さな神社だと思っていたのですが…

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正面から見てみると

神社を正面から見たところです。

 

玄関となる鳥居以上にインパクトのある巨木が見えますね。

 

秋に小さなまん丸の実を落とす

この木の正体は楠(クスノキ)でした。

 

卵が先か鶏が先か?

本殿の倍以上の威容を誇る巨大なクスノキ。

 

名前がついていました。その名も『双幹大楠』です。

 

なるほど、二つの幹の大きなクスノキですね。

 

名前の通りどうやら根っこは一つで、

地上に出る辺りから幹が二股になっているようです。

 

どんないわれがあるのかと、根元の看板を見てみました。

なんでも市の指定天然記念物で、

1648年に熱田神宮から種をもらったとのことです。

 

と言うことは、樹齢は370年くらいですね。

 

形についての説明はなかったのですが、

種を植えたら二股で生えてきたのでしょうか?

 

これが、神威というものですか。

 

それにしても、神社の境内に赴くと

ご神木のような立派な樹を目にすることがよくあります

 

これは神社のために樹を植えたというパターンもありそうですが

 

巨木を信仰の対象としていて、その地に神社を建立したなんて

流れもありそうですよね

 

本殿をお参りすることに

双幹大楠ばかり見ていても神様に失礼なので、

本殿にもちゃんとお参りしました。

 

参拝の作法が掲示されていました。とても親切ですね。

 

いざ参拝するにしても実際のところ

きちんとした参拝の手順が分かってなかったりするので

境内にこうして掲示してくださるのは、ありがたいです

 

参拝のまえにはもちろんここに寄っています

なお、参拝の前には手水舎へ。

いつもなら水が張られているでしょう

手水鉢は空で水道から直に手を洗うようになっていました。

 

この状況だから仕方ないですよね…

 

そして添えられている、消毒用アルコール。

さすが、コロナ対策バッチリですね。

線路がこんな間近に⁉

さて帰ろうかとしたら、踏切の警報器の音がしました。

 

近くに線路があるのは知っていましたが、

境内の裏手にこんな近くに踏切があるのは知りませんでした。

 

どこかに迂回するとかなかったのかなと思いつつも

こんなところで間近に電車を目にすることって滅多にないので

なんだか無性に嬉しくなってしまいました!

 

改めて双樹を見てみる

約400年もこの地を見守り続けてくれていると思うと

なんだか感慨深いものがあります。

 

出来る限り永くこの地に根付いてくださり

その姿を見続けたいものです。

 

まとめ

近すぎて興味を向けていなかった小さな神社には、

大きすぎて見落としていた魅力がありました。

 

いつもならしない十数分の滞在で、

迫力ある踏切にも気付くことが出来ました。

 

これは散歩コースに取り入れないとなりません。

コロナ禍で、近場の散歩が習慣付いて来た人もいるのではないでしょうか?

 

いつものコースでも是非一度足を止めて、

そのスポットにしばらく滞在してみて下さい。

 

なにか、知らない出会いがあるかもしれません。

 

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