ピクニックや仕事の休憩中、温かい飲み物を飲もうとした時に
蓋が動かないことに驚いたことはありませんか？
このような問題に遭遇するのは決して珍しいことではありません。
飲み物を入れた時はそんなに強く蓋を閉めた覚えがないのに
開ける時になぜこんなに苦労するのでしょうか。
水分補給ができない焦りからパニックに陥ることもありますよね。
では、このような状況で水筒の蓋をどうやって開けることができるのでしょうか。
今回は、水筒の蓋が開かないという悩みを持つ方々に向けて、以下の内容をお伝えします。
- 蓋が開かなくなる主な理由
- 蓋が開かない時の効果的な5つの開け方
- 蓋が回っても開かない時の解決策
- 蓋が斜めになり開かなくなる場合の対応方法
- 蓋が固くなるのを防ぐための予防策
これらのポイントについて詳しく説明していきます。
水筒の蓋が開かない主な原因
水筒の蓋が開かない時、その背景には内部圧力の増大があり
それが蓋をきつく閉じ込めてしまいます。
例えば、保温性や保冷性に優れた水筒では、冬は温かい飲み物を
夏は冷たい飲み物を入れることが多いですよね。
この使用方法が内部の圧力を高め、結果として蓋が堅く閉ざされる原因になってしまうのです。
蓋が堅くなる主な理由は、長時間の保温や保冷によるものです。
頑固な蓋を開ける5つの方法
固くなった蓋を開けるには、以下のいくつかの方法が有効です。
逆さまにして回す
水筒を逆さまにし本体部分に力を加えながら回すと良いでしょう。
特に滑りやすい蓋に有効です。手軽に試せるので、まずはこの方法から始めてみてください。
蓋に衝撃を与える
蓋に軽く衝撃を与えることで、蓋が少し緩む場合があります。
水筒の蓋を机などに軽く叩くようにしましょう。
ただし、水筒を傷めないように注意してください。
輪ゴムを使う
輪ゴムを蓋と本体に巻きつけそれから回すとグリップ力が増しより強く回せるようになります。
それでも開かない時は、ビニール手袋を使うとさらに効果的です。
お湯を利用する
蓋部分をお湯に浸すと内部の空気が膨張し蓋が開きやすくなります。
約80度のお湯に10秒ほど浸すだけで、蓋がスムーズに開くことがあります。
専用ツールを使用
蓋を開けるために設計された専用ツールを利用すると
効率よく蓋を開けることができます。
蓋が回るけれど開かない場合の対処法
「蓋が固い」という問題に対するいくつかの解決法をお話しましたが
蓋が回るものの実際には開かない、いわゆる空回りするという現象もしばしば起こります。
このような時、蓋を強く押し下げつつ回すあるいは少し引き上げながら回す方法が効果的です。
この押し下げたり引き上げたりする動作が蓋を容器の溝にしっかりと嵌めるのに役立ち
開く可能性を高めます。
蓋が斜めになってしまって開かない場合の対応策
蓋が斜めになり、なかなか開かなくなった時は以下の手順を試してみてください。
水筒を逆さまにする
水筒を逆さにして、蓋に均等な圧力をかけます。
蓋を温かいお湯に浸す
蓋の部分を40～50度の温かいお湯に1分程度浸して蓋の素材を柔らかくし開けやすくします。
この方法で蓋を簡単に開けられたことがあります。
蓋が固くなる理由は様々ですが、この方法は多くの場合に効果的です。
水筒の蓋が固くなるのを防ぐ方法
水筒の蓋が固くなる主な原因は、長時間保温や保冷をすることによるものです。
そのため、冷たいものや温かいものを入れた後は定期的に蓋を開けて空気を入れ替えることが
蓋の固着を防ぐための最良の方法と言えます。
しかし、何度も蓋を開け閉めするのは少々面倒ですよね。
その場合は、蓋を開けずに飲める設計の水筒がおすすめです。
飲み口がついているタイプなら、蓋を回す必要がなくなります。
蓋の固着を気にせずに水筒を利用したい方には、このようなタイプの水筒が便利です。
【まとめ】水筒の蓋が開かない理由と解決法
水筒の蓋が開かない主要な原因は温度変化が引き起こす内部の圧力上昇です。
しかし、ちょっとした工夫で、無理に力を使わずに蓋を開ける方法があります。
蓋を定期的に開けておくことで、このような問題を未然に防ぐことができます。
水筒の蓋が固くなる原因と解決法は、意外とシンプルなものであることがわかります。
水筒の蓋が固くなった時には、ぜひこの記事で紹介した方法をお試しください！
