多くの人がペットと聞いて最初に犬や猫を思い浮かべるかもしれません。
とはいえ、最近では犬や猫以外の小型ペットへの興味も急上昇しています。
そのため、「どのペットを選べばいいのか」と迷う人も増えています。
犬や猫だけでなく、様々な小型ペットがいる中でそれぞれに異なる特徴や性格がありますから
どれが一番親しみやすいのか選ぶのはなかなか難しいものです。
この記事では、特に人懐っこいと評判の小型ペットを11種類ピックアップして紹介します。
それでは、どうぞご覧ください。
人気の小型ペットトップ11:お手軽に飼えてニオイも少ない!一緒に寝られる子は?
ペットと言えば、まず思いつくのは犬や猫ですが
最近はそれ以外の小型ペットに対する注目も高まっています。
選択肢が多くなると、どれを選んだらいいか悩んでしまう人も多いでしょう。
犬や猫以外にも様々な小型ペットがおり
それぞれに独自の特徴や性格があるため、どの子が一番なつくか選ぶのが難しいですね。
特に親しみやすいと言われる小型ペットを11種類選んで紹介します。
コストパフォーマンスが良くて親しみやすい小型ペットって?
「小型ペットは手頃な価格」というイメージがありますが中には高価なものも。
飼育を始めるにあたり、コストを抑えつつ親しみやすいペットを望む人も多いですよね。
手に入れやすく、価格が手頃な小型ペットは次の3つです。
- デグー
- モルモット
- インコ
例えば、デグーの標準色は5,000円~10,000円、モルモットは3,000円~5,000円
セキセイインコなどのインコは2,000円~10,000円が相場です。
ただし、珍しい種類になると価格が上がります。
デグー
社会性があり、人に慣れやすいネズミ類です。
色によって価格が異なりますが、特別な色でなければ比較的安価で購入できます。
「アンデスの歌うネズミ」とも呼ばれ、様々な鳴き声でコミュニケーションを取ります。
モルモット
は長年日本で親しまれてきたペットで集団生活を好むため
一匹で飼うと特に人懐こくなります。
市場に多く流通しており、価格も手頃ですが、珍しい種類は高価になることも。
インコ
種類によってなつきやすさが異なりますが一度懐くと非常に親しまれやすい鳥です。
セキセイインコやコザクラインコは特に人懐こいとされています。
小型から大型まで種類が豊富で価格は色や種類によって異なりますが
一般的なセキセイインコは比較的手頃です。
臭いが少なく飼いやすいペットに関して
生きている動物はどれもある程度臭いを発しますが
特に動物の臭いに慣れていない人にとっては、強い獣臭は不快なものです。
そのため、特にペットの飼育が初めての方には
比較的臭いが少なくて飼いやすい種類の動物をおすすめします。
臭いが控えめで飼育しやすいとされている小動物には、次の2種類があります。
▼臭いが少ないとされる小動物
- ハムスター
- チンチラ
ただし、これらの動物も間違った飼育方法によっては臭いが強くなることがあるため
正しいケアが必要です。
ハムスター
ハムスターは小さいながらも他の小動物と比べると体臭が少ないほうです。
そのため、飼い主にとっても飼いやすいペットでしょう。
体からの臭いはほとんど気にならない上
排泄物が小さく乾燥しやすいので臭いはほぼありません。
ただ、尿には多少の臭いがあります。
トイレの使い方を教えこまめに掃除することで不快な臭いを最小限に抑えられます。
チンチラ
チンチラも賢くて人気のあるネズミ科の小動物です。
ハムスターと同様に、体臭はかなり控えめで排泄物が乾燥すると臭いはほぼありません。
尿の臭いは少し強いですがチンチラにトイレの場所を覚えさせるのは少し難しいかもしれません。
そのため、複数のトイレを設置し尿をした場所を頻繁に掃除することで
臭いを抑えることができます。
一緒に寝ることができるペットについて
通常、体が小さいペットは一緒に寝る際に偶然傷つけてしまう恐れがあるため
推奨されないことが多いです。
ですから、小動物との添い寝に関しては期待せず、慎重になることが賢明です。
それに対して、体が大きいペットである犬や猫は飼い主と一緒に寝るのを好む傾向にあります。
一緒に寝ることができるペット
- 犬
- 猫
犬
犬は飼い主のそばで眠ることで安心感を得るため積極的に添い寝を求めることがあります。
特に寒い時期には、飼い主の布団にもぐり込んで暖を求めることもあります。
しかし、犬と一緒に寝る場合は注意が必要です。
小型犬の場合は、圧迫したり、ベッドからの落下などの事故のリスクがあります。
添い寝をする際は、いつもより一層の注意を払いましょう。
猫
猫は独立心が強いと思われがちですが実際には飼い主との添い寝を楽しむことが多いです。
朝目覚めたら、気づかないうちに猫が布団に入っていた、ということも少なくありません。
猫はよく決まった場所で寝る習慣があり複数飼いの場合は
猫たちが場所を占めてしまい動けなくなることも。
特に寒い季節には、猫が添い寝を求めることが多くなります。
愛情表現豊かな小動物ランキング:人懐っこいペット特集
ペットとの共生を考える際、愛情を惜しみなく示してくれる動物を選ぶことが最も大切です。
好奇心旺盛で群れ生活をする動物は飼い主に対して特に愛情深く接することが多いです。
小動物を眺めているだけで心が和むことは事実ですが
それが甘えてきた場合、その癒やし効果は格段に上がります。
特に愛情深いと評価されている小動物たちを紹介します。
▼特に愛情深い小動物たち
- うさぎ
- フェレット
- ミーアキャット
- モモンガ
うさぎとフェレットは、犬や猫に匹敵するほどに飼い主に愛情を示す小動物です。
しかし、これらの小動物は最初は警戒心が強いことがあります。
彼らの愛情を引き出すには各動物の性格や生態をよく理解し
忍耐強く信頼関係を構築する必要があります。
うさぎ
うさぎは基本的に穏やかで人になつきやすい性格をしています。
野生では群れで生活しているため、人間にも比較的懐きやすいです。
ただし、最初は神経質で恥ずかしがり屋な面もあるためすぐに親しみを示さないことも。
しかし、一度信頼関係を築けば、たくさんの愛情を示してくれるようになります。
フェレット
フェレットは元気で親しみやすく愛情を表すのが得意な動物です。
遊び好きで飼い主に甘える姿は見ていて楽しいものがあります。
ただし、性格には個体差がありメスはオスに比べて少し気が強いことも。
穏やかで親しみやすい性格のマーシャルフェレットは初心者にもおすすめです。
ミーアキャット
ミーアキャットは好奇心が強く少し攻撃的な面もありますが
最近では人に慣れやすい個体も増えています。
群れで生活する動物であるため信頼関係ができれば飼い主に対しても積極的に甘えてきます。
モモンガ
モモンガは独立心が強く初めは人慣れしにくいと言われていますが
信頼関係が築けた後はその愛情深さをしっかりと示してくれます。
飼い主に対する警戒心がなくなるとずっとそばにいたがるほどです。
まとめ
ここで紹介したように、各小動物はそれぞれに良さと課題があり、どの動物も飼育が完璧に簡単というわけではありません。
ペットを家に迎えるということは、生きている存在に対する大きな責任が伴います。ペットの欠点も含めて理解し、受け入れることができるか、また、ペットがすぐに親しみを示さなくても、一生懸命に世話を続けることができるかをしっかりと考える必要があります。
この記事が、あなたが将来のペットを選ぶ際に役立つことを願っています。