焼きそばに使う野菜として、キャベツ、もやし、人参、玉ねぎなど
日々の料理でよく使われる身近なものがあります。
この料理は、冷蔵庫の余り物を有効活用できるため
とても便利ですが、野菜の切り方について深く考えることは少ないかもしれません。
野菜には、火が通りやすいものと通りにくいものがあるため切り方に工夫が必要です。
例えば、人参やキャベツの硬い部分は熱が通りにくく
玉ねぎのように熱が通りやすいものと一緒に調理する場合
全ての野菜が均一に加熱されるようにすることが大切です。
特に、人参がちょうどいい加熱状態になる前に
玉ねぎが柔らかくなりすぎてしまうのは避けたいものです。
この記事では、焼きそばに使う野菜をどのように切るか
野菜の種類ごとに適した切り方をご紹介します
焼きそばに入れる野菜の理想的な切り方
【熱を通しにくい野菜編】
焼きそばでよく使われる野菜といえば、キャベツ、人参、玉ねぎ、もやしですが
これらを同時に調理すると、火の通り方に差が出てしまうことがあります。
特に、熱が通りにくいのは人参のような根菜類です。
これらは構造が固く、熱がなかなか通らないため
焼きそばのような素早く調理する料理では、薄くスライスするのがおすすめです。
人参は薄く切ることが基本ですが見た目を活かしたい場合は
細切りよりも薄く切った葉切りや板切りがおすすめです。
キャベツは春キャベツなど柔らかいものは大きめに切っても問題ありませんが
硬いものや中心部近くは薄切りにすると良いでしょう。
【熱が通りやすい野菜編】
逆に、熱が通りやすい野菜は、もやし、玉ねぎ、きのこ類、ピーマンが挙げられます。
これらは炒めすぎると食感が損なわれたり焦げやすくなるため注意が必要です。
玉ねぎは少し厚めにスライスして過度に柔らかくなるのを避けます。
ピーマンも色を保つためには、薄切りにしすぎない方が良いです。
もやしはそのままでOK、しめじやエリンギは手でちぎって加えると食べやすくなります。
【新しい野菜の試み】
焼きそばには、キャベツ、玉ねぎ、人参以外にもゴーヤ、アスパラガス、長ネギ、ニラ
そして驚くかもしれませんがレタスを加えると新しい風味が楽しめます。
レタスは通常生で食べますが、加熱しても美味しいです。
食感を残すためには、手でちぎって最後に加え、軽く混ぜるだけで完成です。
焼きそばにおける野菜の炒め順と切り方のコツ
焼きそば作りでは、理想としてはすべての具材が均等に加熱され
完全に調理されることを目指します。しかし、実際にはこれが難しいこともあります。
野菜をどのように切るか、そしてどの野菜を先に炒めるかは
すべての具材を均一に炒める上で非常に重要です。
通常、熱が通りにくい野菜から始めて、次に熱が通りやすい野菜を加えることがコツです。
焼きそばを作る時の私の一般的な手順は以下の通りです：
- 最初に肉類を炒めます。
- 次に、人参やキャベツの硬い部分を炒めます。
- その後、玉ねぎやピーマン、キャベツの柔らかい部分を加えます。
- 最後に、もやしやキノコ類、長ネギを炒めます。
- 最後の仕上げとして、レタスやニラを加える場合があります。
野菜の食感は個人の好みによるところが大きいので
この順序を基本にしながらも、自分の好みに合わせた調理方法を見つけてみてください。
まとめ：焼きそばに使う野菜の切り方と加え方のポイント
焼きそばにはさまざまな野菜を加えますが
野菜によって熱が伝わる速さが違うため、どう切るかが大切になります。
たとえば、人参やキャベツの芯のように硬くて密度の高い部分は薄く切ることがおすすめです。
これに対して、玉ねぎやピーマンのように熱が通りやすい野菜は少し厚めに切るといいでしょう。
キャベツや人参、玉ねぎなどの定番の野菜だけでなく
家にあるさまざまな野菜を焼きそばに使うことができます。
野菜を切るときは、熱の通りやすさに合わせて切り方を変え
どのタイミングで加えるかを考えることで、それぞれの食材の食感を生かすことができます。
普段は焼きそばに使わないような野菜を加えてみるのも、新しい味わいを楽しむ良い方法です。いろいろ試してみるのが楽しいですね。
こちらの記事では作り置きした焼きそばを温めなおすにはフライパンか電子レンジどちらがいいのか
詳しく紹介しています。
